H R 事 業
人に寄り添う仕事
転職は、手段であって目的ではありません。
私たちが向き合うのは、その人が本当に実現したい人生です。
転職は、手段であって目的ではありません。
私たちが向き合うのは、
「次のステージ」でも「年収アップ」でもなく、
その人が本当に実現したい人生です。
だから、最初の面談で
「まだ動かないほうがいい」と答えることもあります。
無理に転職を勧めることはしません。
ただ、あなたの人生に本気で向き合います。
それが、MK2の人材紹介です。
CASE 01
36歳、経理職から経営企画へ。
「数字を追うだけ」の限界を超えた転職
年齢:36歳
業界:商社 → ベンチャー
: 520万円 → 650万円

出会い
M.Y. さんと初めて会ったのは、私が名古屋で開催したキャリアセミナーの後でした。
セミナー終了後、控室に来て声をかけてくれました。
「少しお時間いただけますか」と、緊張した様子で。
後日、改めて面談の時間を取りました。
彼女は大手商社の経理部門で10年働いている36歳。
簿記1級、税理士科目合格など、資格は豊富でした。
最初の印象
話を聞いてみると、彼女は非常に真面目で、論理的な方でした。
数字に強く、資料作成も得意。上司からの評価も高い。
でも、どこか満たされていない様子が伝わってきました。
「何か、物足りなさを感じているんです」
そう言葉を選びながら、彼女は話し始めました。
本当の課題
彼女が最初に言ったのは、「経営企画に転職したい」ということでした。
でも、話を深掘りしていくと、本当の悩みが見えてきました。
「経理って、結局『数字を追うだけ』なんです。
決算を締めて、報告書を作って、それで終わり。
自分の仕事が、経営の意思決定にどう影響しているのか、見えないんです」
彼女が求めていたのは、単なる「職種転換」ではありませんでした。
「自分の専門性が、経営に直接貢献している実感」が欲しかったのです。
でも同時に、大きな不安も抱えていました。
「私、営業経験もないし、事業の最前線を知らないんです。
経営企画なんて、本当にできるんでしょうか…」
葛藤
私は彼女と一緒に、「経理 → 経営企画」のキャリアパスを設計し始めました。
彼女の強みは明確でした。
数字に強い。論理的思考ができる。資料作成が得意。
この強みを活かせる企業を探しました。
でも、書類選考で2社、立て続けに落ちました。
「やっぱり、私には無理なんでしょうか」
彼女は面談で、そう言いました。
私は正直に答えました。
「無理じゃない。でも、あなたの強みを『事業貢献』という文脈で語れていない。
『経理ができる』ではなく、『数字を使って事業を変えた経験』を見せる必要がある」
彼女はそこから、過去の仕事を棚卸しし始めました。
「数字の視点から、事業改善を提案した経験」を一つひとつ、言語化していきました。
転機
そんな時、ちょうど成長ベンチャーの社長から相談がありました。
「経営企画のポジションを作りたい。
財務が分かって、事業も理解できる人が欲しい」
私はすぐに、彼女のことを思い出しました。
社長に彼女の経歴と、「数字を使って事業を変えた経験」を伝えました。
社長は興味を持ってくれました。
「一度、会ってみたい」
決断
面談は2時間に及びました。
彼女は、過去に経理の視点から事業部門に改善提案をした経験を、具体的に語りました。
「この事業部門は、利益率が低い。原因を分析すると、○○のコストが高すぎる。
私はこういう提案をして、結果的に利益率が5ポイント改善しました」
社長は、うなずきながら聞いていました。
面談の最後に、社長はこう言いました。
「その視点、うちに必要です。
うちは成長フェーズで、どんどん新しいことをやってる。
でも、数字で事業を見る目が足りない。
あなたの力を貸してほしい」
その日のうちに、内定が出ました。
今
彼女は今、その会社で経営企画マネージャーとして働いています。
予算管理、事業分析、新規事業の収支シミュレーション。
経営会議にも参加し、社長の右腕として意思決定を支えています。
先日、久しぶりに彼女とコーヒーを飲みながら話しました。
「毎日、数字が経営に直結する実感があります。
私が作った資料をもとに、社長が意思決定をする。
それが、事業の成果になる。
この感覚が、ずっと欲しかったんです」
私たちが学んだこと
「経理 → 経営企画」は、表面的には職種転換です。
でも本質は、「自分の専門性が、どう価値を生むか」という文脈の転換でした。
彼女は、能力が足りなかったわけじゃない。
ただ、その能力を「経営貢献」という文脈で語れていなかっただけ。
キャリア支援とは、その人の強みを、新しい文脈で再定義することだと学びました。
CASE 02
35歳、エンジニアから開発マネージャーへ。
諦めていた夢を、取り戻すまで
年齢: 35歳
業界: SIer → IT企業
年収: 480万円 → 680万円

出会い
K.T. さんと最初に会ったのは、2023年の秋。
名古屋駅前のカフェでした。
前職の後輩の友人で、後輩が紹介してくれたのがきっかけです。
「転職を考えています。話を聞いてもらえますか?」
面談の予約を取り、当日。
彼は30分前にすでに店にいて、ノートパソコンを開いていました。
「遅刻したらまずいと思って…」
緊張しているのが、すぐ分かりました。
最初の印象
話を聞いてみると、彼は大手SIerでシステムエンジニアとして7年働いていました。
技術力はある。プロジェクトでも評価されている。
でも、マネジメント経験がない。
年収は480万円で、ここ3年横ばい。
「このままだと、40代で終わる気がするんです」
彼はそう言いました。
私は正直に答えました。
「今すぐ動くのは、リスクが高いです」
本当の課題
話を深掘りしていくと、彼が本当に悩んでいたのは、年収でも役職でもありませんでした。
彼は昔、起業を考えていたことがありました。
学生時代、友人と一緒にWebサービスを作っていた。
「いつか自分のサービスで、世の中を変えたい」
そんな夢を持っていました。
でも現実を見て、諦めた。
安定した大手企業に入り、「これでいいんだ」と自分に言い聞かせてきた。
でも35歳になって、「このまま終わっていいのか」という想いが、抑えきれなくなっていました。
彼が求めていたのは、「転職」ではなく、
「もう一度、自分の可能性を信じる勇気」でした。
葛藤
私は彼に、「半年、今の会社で頑張ってみてください」と提案しました。
「マネジメントの機会がないなら、小さなプロジェクトでもいいから、後輩を1人でも巻き込んでみてください。
その経験が、次のステップへの武器になります」
彼は納得してくれました。
でも、3ヶ月後。彼から連絡が来ました。
「やっぱり無理でした。
会社の体制が変わらない限り、自分の役割は変わらない。
このまま待っていても、何も変わらない気がします」
私も悩みました。
このまま転職を勧めるべきか。
それとも、もう少し現職で頑張るべきか。
転機
そんな時、ある中堅IT企業の社長から連絡がありました。
「開発チームを立て上げたい。
技術が分かって、でも経営視点で動ける人を探している」
私はすぐに彼のことを思い出しました。
でも、彼にはマネジメント経験がない。
社長に正直に伝えました。
「実績はありません。でも、可能性はあります。一度、会ってもらえませんか?」
社長は会ってくれました。
決断
面談は2時間に及びました。
彼は自分の技術スキルだけでなく、「なぜ起業を諦めたのか」「今、何を求めているのか」を、正直に話しました。
社長は最後にこう言いました。
「君は、まだ諦めてないね」
3日後、彼から連絡がありました。
「内定をもらいました。怖いですけど、やってみます」
今
彼は今、その会社で開発マネージャーとして働いています。
入社1年で、チームは3人から10人に。
新規プロジェクトも3件、立ち上げました。
年収は680万円。200万円のアップです。
でも彼が一番嬉しそうに話すのは、年収のことではありません。
「毎日が怖いです。でも、生きてる感じがします」
先日、彼とコーヒーを飲みながら、そんな話をしました。
私たちが学んだこと
人が求めているのは、「いい求人」ではない。
「自分の可能性を、もう一度信じる勇気」だ。
MK2は、求人を紹介する会社ではありません。
あなたが諦めかけていた何かを、もう一度、取り戻す場所です。
CASE 03
41歳、営業部長から執行役員へ。
経営の席に、座るまで
年齢: 41歳
業界: 製造業
年収: 720万円 → 920万円

出会い
S.M. さんと初めて会ったのは、知人の紹介でした。
彼は地方製造業で15年、営業一筋で働いてきた41歳。
部長として、売上拡大に貢献してきた実績がありました。
でも、どこか満たされていない様子が伝わってきました。
最初の印象
話を聞いてみると、彼は非常に優秀な方でした。
営業戦略を組み立てる力、チームをまとめる力、顧客との関係構築力。
すべてが揃っていました。
でも、彼はこう言いました。
「経営会議には呼ばれない。
自分の意見が、会社の方向性に反映されることがない。
もっと経営に近いポジションで、挑戦したい」
でも同時に、大きな不安も抱えていました。
「40代での転職は、正直怖いです。
家族もいるし、今の会社を辞めるべきか、留まるべきか…」
本当の課題
彼が表面的に求めていたのは、「役職」でした。
でも、話を深掘りしていくと、本当の想いが見えてきました。
「自分の経験を、経営レベルで活かしたい。
売上を上げるだけじゃなく、会社の未来を一緒に描きたい」
彼が求めていたのは、役職ではなく、「経営の席に座ること」でした。
でも現職では、後継者候補が多く、彼の順番は回ってこない。
このまま待っていても、40代、50代と時間だけが過ぎていく。
それが、彼の本当の課題でした。
葛藤
私は彼と一緒に、「営業部長」ではなく「経営幹部候補」として、市場価値を再定義しました。
彼の強みは明確でした。
営業戦略を組み立てる力。チームをマネジメントする力。顧客との信頼関係。
この強みを活かせる企業を探しました。
でも、候補企業がなかなか見つからない。
3ヶ月、彼は「やっぱり現職に留まるべきか」と悩んでいました。
私も焦りました。
このままでは、彼の想いに応えられない。
転機
そんな時、事業承継を控えた製造業の社長から相談がありました。
「営業を任せられる右腕が欲しい。
将来的には役員に。一緒に、会社を次のステージに連れて行ける人を探している」
私はすぐに、彼のことを思い出しました。
彼の実績を社長に伝え、複数回の面談を設定しました。
決断
社長との面談は、5回に及びました。
経営方針、事業の課題、今後のビジョン。
家族の話、人生観、大切にしている価値観。
すべてを語り合いました。
最後に社長はこう言いました。
「一緒に、会社を次のステージに連れて行きましょう」
彼は決断しました。
今
彼は今、その会社で執行役員として働いています。
営業・マーケティング部門を統括し、経営会議にも参加しています。
入社2年で、売上は25%増加。
新規顧客も開拓し、会社の成長を牽引しています。
年収は920万円。200万円のアップです。
でも彼が一番嬉しそうに話すのは、年収のことではありません。
「経営会議で、事業の方向性を決める立場になれた。
自分の意見が、会社の未来を作る。
この実感が、一番の価値です」
私たちが学んだこと
この支援で、私は学びました。
人が求めているのは、「いい求人」ではない。
「自分の可能性を、もう一度信じる勇気」だ。
MK2は、求人を紹介する会社ではありません。
あなたが諦めかけていた何かを、もう一度、取り戻す場所です。
人に寄り添うとは、
こういうことです
私は、「何件の転職を決めたか」ではなく、
「一人ひとりにどれだけ深く関われたか」を大切にしています。
だから、MK2は大きくなりません。
でも、濃くなります。
もしあなたが、
「このままでいいのか」と悩んでいるなら、
まずは話してみませんか。
転職を勧めることはありません。
ただ、あなたの人生を一緒に考えます。
無理に動かすこともありません。
ただ、あなたの話を聞かせてください。
※この事例は、複数の実例をもとに再構成したものです。
個人が特定されないよう、一部内容を変更しています。
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